こんにちは。
 ルールブックに「亜獣人は真言魔術を修得できない」と書いてあるのに、オフィシャル小説で「虎変身型亜獣人のソーサラー」を登場させてしまったまぬけな小説書き、銀凰です。(…まぁ、NPC特権だと思って見逃してくださると嬉しいのですが)
 
 亜獣人とは、動物に変身できる人間型生物の総称です。
 ルールブックに
「真言魔術が全盛を誇った頃、魔術師達によってある実験が行われました。(以下略)」
とあることから、人間達はレストリア大陸に渡って来た直後には彼らの「創造」をはじめていたのでしょう。あるいは実験そのものはもっと以前から行われていたのかも知れません。
 しかし実験はなかなか成功を見ることができませんでした。
 人間と動物を魔術によって強引に合成し、奴隷化する…神の摂理に反するこの実験により、幾多の人命が奪われ、数多のクリーチャーが生み出され、ようやく獣人達が誕生したのです。
 
 さて。
 やっと完成した亜獣人ですが、大きな欠点がありました。
 「中型ほ乳類にしか変態できない」ことです。
 ベースがほ乳類たる人間ですので、それ以外の生き物とは合成ができなかったようです。
 ですから、トカゲや亀などのは虫類、サンショウウオやカエルなどの両生類、サメなどの魚類(人魚含む)などには変態する亜獣人は、残念ながら作ることはできません。
 またほ乳類でも、ゾウやサイ、あるいはマッコウクジラに変身する獣人は、ティアの魔術師も作ることができませんでした。
 魔法がいくら生物学をねじ曲げようとも、物理法則、すなわち「質量不変の法則」までは変えられなかったからです。
 なお、惑星ティアには「サル」という動物がいないので、ゴリラに変身することもできません。
 
 亜獣人が変身できる動物として、ルールブックは「狼 犬 虎 サーベルタイガー 豹 熊」を挙げています。
 また、ルールブックに乗っていない生き物でも、「中型ほ乳類」であれば変態可能です。
 思いつくままに挙げてみれば、羊、山羊、毛玉牛、ミニチュアホース、イノシシ、ブタ、キャピパラ。…戦闘には向いていませんね。
 ワールド設定をした銭澤氏によると、惑星ティアにも有袋類がいるそうです。これで安心してカンガルー型亜獣人を作ることができますね。(「凶悪コアラを作るのだけは止めて欲しい」銭澤氏・談)
 アシカやアザラシ、イルカにもなれますが、役に立つかどうかは疑問です。
 
 ルールブックに規定されているとはいうモノの、「犬」に関しては注意が必要でしょう。
 あなたはパグやマルチーズ、ブルドッグ、スピッツ、そしてミニチュアダックスフントなどの小型・中型犬にはなれないと考えるべきです。
 変態することによって人間体型より大きく…厳密にいうと質量を多く…なれないのと同様に、人間体型より小さい姿にもなれません。(分子間の距離を縮めれば身体を小さくすることも可能ですが、この場合質量そのものは変わらないので、「地面にめり込む小人」になってしまいます)
 常識と美しさから考えて、亜獣人が変身するなら、体重が40kgを越えるような大型犬がよいでしょう。
 ハスキー、ドーベル、シェパード、レトリバー、シェトランドシープドッグ、セントバーナード、土佐犬、アフガンハウンド、などが条件に当てはまるでしょう。
 ですが、どうしてもダックスフントになりたい、というお客様を止めるようなことは致しません。
 ただ、体長120〜130cm、体高30〜40cm(推定)。内臓の重さでおなかは地面までたわみ、おへそを泥だらけにして歩く、無様なお姿となることを覚悟していただければ結構ですから。
 
 MENU
HOMEPAGE